【修復】 case2 / カットで修復

Repair -case2-
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nao.のカットについて

nao.でご提供させていただいている技術の中で、
「カット」は、髪の様々なお悩みを改善できるとても大切な技術の一つとして考えております。

お客様事例

ご紹介するお客様は、髪の傷みやパサつきなど様々なことが原因で、なかなか思い通りにいかなかったのですが、それをできる限りカットにて修復させていただきました。

施術前

それでは施術前をご覧ください。

全体的に毛先のパサつきがあります。
カットによるものが多く、傷みが出ています。

特に髪の毛全体の”中間から毛先”にかけて髪の毛が少なくなっています。
(耳のあたりがわかりやすいです。)

頭頂部は分け目がつくことで平らに見え、それにより頭のハチが目立ちます。
生え際もくっきり見えるため、少し疲れて見える印象になりがちです。

ここまでカット前の画像をご覧いただきましたが、現在の特徴をまとめてみました。

  • 髪の中間から毛先にかけて毛量が極端に少なく、髪の毛一本一本の方向性がなくなっている
  • ヘアスタイルを作る基本構造が不十分なため、まとまりにくい
  • 髪の大きな歪み
  • パサつきがかなりある

上記のようなことがありますが、これはカットで割と多くのことが修復できると思います。

髪の根元1cmを見ると本来の毛質が少し読み取れるのですが、つやもあり大きなクセもないきれいな髪質でした。

現在の状況になっている主な原因はカットにより引き起こされているので、その原因となっている「カット」を見直していきたいと思います。

施術内容

行ったカット内容は以下の通りです。

  • できる限りパサつき(傷み)を除去する
  • 髪の量を増やす(正確には元の量に戻す)
  • ヘアスタイルがまとまりやすく、くずれにくい基本構造作り
  • トップのボリュームアップ
  • 立体的なシルエット

これだけできっと素敵なヘアスタイルになるかと思います。

施術後

カット後シャンプーをして、手で乾かした状態の仕上がりがこちらです。

平らになっていた頭頂部にボリュームが出ることで、ハチのハリが抑えられました。

前髪も他の髪と分離させずに一体型にすることで下ろす量が増え、分け目も付きにくくなります。

分け目が見えないので、元気な印象になり、白髪が根元から出てきてもわかりにくいのですぐに気にならず、染める回数を減らすことにもつながります。

前髪を横から見たところですが、前髪は前方に対して少し曲線を描きながら張り出すようにカットいたしました。

おでこに張り付きながら前方に跳ねる形になると、少し疲れた印象になりますが、画像のように前方に張り出すことで豊かな印象になり、スタイル全体が立体的に見えます。

ズームアップした写真ですが、ツヤも出てきました。髪も以前よりハリコシが出て毛量も増えました。

求めるスタイルを作るうえで大切な事

髪の量に関してですが、「私の髪は少ない」と感じている場合、カットの仕方によって実際の量よりとても少なくなってしまい、その量が自分の髪の量と錯覚していることがあります。

こういったケースは意外に多く、改善するためにはカットで元の量に戻し、あらためて適切な量に調整していきます。求めるスタイルを作るうえでは「そのスタイルに必要な分量だけ取り除くこと」がとても大切だと思います。

まだ傷んでいる部分や構成が作り切れていない部分はありますが、全体的には50%ほどの仕上がりだと思います。

今後はもう少し切り進めていけば、2~3か月で全体的に量も元に戻り、今よりも良くなっていきます。

最後にビフォーアフターです。

カットで修復 before
before
カットで修復 after
after

施術MEMO

menuカット
仕上げ方手で乾かすだけで大丈夫です
使用シャンプーnao.’s serum shampoo 1
nao.s amino shampoo 1.5
使用トリートメントnao.’s serum treatment 2
仕上げ前の保湿nao.’s pure lotion 3
仕上げ前のオイルnao.’s pure oil 4
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