【髪の特性】 case1 / 結び目から先の髪

今回は毛先の動きについてご紹介していきたいと思います。

はじめにこちらの写真をご覧ください。

結び目から先の髪 後ろから

こちらは、毛先3~4cmにグラデーションが入った内巻きのスタイルになります。

※グラデーション:次々に落ちてくる髪の長さを少しずつずらしながらカットしていく方法です。

わかりやすくするためにきれいに梳かした状態ですが、ほぐせば毛先中心に柔らかな動きのあるスタイルになります。

結び目から先の髪 サイドから

サイドから見てもきれいに収まっています。

結び目から先の髪 上から

上から見ても体に沿いながら内巻きに収まっているまとまりのあるスタイルです。

ここで、こちらのスタイルをひとつに結んでみます。

結び目から先の髪 結んだ時

結び目から先の髪がまとまりながら下へ落ちているのがわかります。

これは内巻きになる髪の構造が作られているときの特徴で、まとまりが良く、柔らかくたわみながら落ちていきます。

たわみに関しては、髪の長さや結ぶ位置(高さ)によって変化しますが、動きに関してはどの髪の毛も同じような動きをするので、それがまとまりを生んでくれます。

髪の艶と、結び目から先のまとまりが特徴のシンプルなスタイルですが、まとまりのあるヘアスタイルは、ただ単に一つにまとめても違った表情を見せてくれます。

まとめた毛束が柔らかく揺れ動き、やさしい雰囲気を出してくれると思います。

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